ハンドメイドハウス セルフビルド構想

 自然溢れる敷地内にて自然素材を最大限に活かしたシンプルな建物を、オークヴィレッジ建築を支えてきた棟梁と一緒に、材料刻みの工程から参加し、自分で家を作り上げる計画です。
都会に憧れ、東京で学生時代を過ごした私達は、当時読んだ有吉佐和子著「複合汚染」と、ローマクラブの「成長の限界」に影響を受け、1972年に山小屋をつくるため長野県信濃大町近くの美麻村高地にいました。
人生の原点と自分らしさを求めて、山小屋作りを始めたのです。
都会で4日暮らし、田舎で3日暮らすことを理想と考えて始めた山小屋作りでしたが、山小屋作りの過程で、作る喜びに目覚め、作るための拠点を、田舎に探すようになります。
その5人の若者たちと家族は、高山に拠点を移しモノづくりを中心とした村作りを始めました。
それがオークグループの原点オークヴィレッジの始まりです。
1979年にそれまでの活動をまとめた「緑の生活」を出版しました。
そのときに、よく関連づけて言われたのが、ヘンリー・ディヴィット・ソローの 『森の生活』 でした。
 ソローはアメリカ・ウォールデンに近い湖のほとりに自分で小屋を建て一人で暮らしはじめ、1845年7月4日から2年2ヶ月と2日、自然を思う存分味わい、最小限の畑仕事と読書書き物をして過ごしました。
そんな中で本当に必要なものを見出していきます。
当時の日記を元にまとめた『森の生活』はアメリカ文学の古典となっており、自然を愛する人、シンプルで自由な生き方を求める人の間で現在も読まれ続けています。

 150年以上前と同じ生活は出来ませんが、シンプルだから豊かになれる生活を実践していく為の第一歩として、ソローも始めの一歩として実践した生活の基盤となる家づくりを講座として開講します。
 今後、家を建てる予定のある方にもおすすめの講座です。

OV森の自然学校 代表
稲本 裕

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